まだググっても、構成例とか出てないので参考になるんじゃないかなと。機械学習用ですが、全然ゲーム用にも転用できる仕様になっています。
システムトレードの最適化用PCの追加
自前で4 core cpu 4台でいつもバックテストしているのですが、それでは計算が追いつかなくなってきたので、追加でパソコンを購入する必要が出てきました。そのタイミングで Ryzen が発表されたので、早速購入。
構成例
GTX 1080とRyzen以外は極力、最低価格に抑えました。
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8 core の Ryzen です。
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GTX 1080 は外せない。
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マザーボードは将来的にGPUを2台にするかもしれないため、拡張性を考えて選びました。
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安めの箱。
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650W と余裕を持たせつつ、80PLUS SILVERを満たすもの。
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今後の拡張を考えて16GB/枚のメモリで。
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SSD はとりあえず525GBにしました。
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黒透には上部にオプションのファンがあるので。
購入価格は私の場合は16万円ほどでした。
組み立て
マザーボードの取説を念入りに読みながら組み立てます。黒透には取説がないので、どのネジを使えばいいかがわからないのが難点ですが、マザーボードの取り付けには小さい方のネジを使えばいいということだけわかればほかは間違えないはずです。
Ryzen 1700 はグリス塗布済み
Ryzenのマニュアルにはグリス塗布の記載がないことから購入元に問い合わせたところ、すでに塗布済みなので、CPUとCPUクーラーの間にはグリスは不要とのこと。
GPU GTX 1080 には 6 pin と 8 pin の両方をつなぐ
両方繋がないと、ちゃんと動かないらしいです。
Ubuntu をインストール
Ubuntu 日本語版 16.04 の Live USB を使い、英語版をインストールしました。
今回のケースでは、GTX 1080 しかGPUがないため、なんとかして GTX 1080 で画面出力してインストールしなければなりませんが、通常の Ubuntu Live CD/USB ではドライバが対応していないため、画面が出力できません。なので、nomodeset
オプションを使います。
設定方法は上記リンクが詳しいですが、grubの画面で e を押して、quiet splash の前に nomodeset を加えて F10 を押せば動くはず。
初回の起動
前述のドライバの問題からGRUB を起動させなければちゃんと動かないので、SHIFT + ESC 連打でGRUBを起動させます。advanced settings … から前回同様に nomodeset を追加して起動。
LAN インストール
LANのドライバが対応していないため、自前でインストールする必要があります。以下から入手して autorun.sh を起動してインストールしてください。あと、ifconfig
Linuxの”LINUX driver for kernel up to 4.7″ を入れました。
[追記]
どうやら、再起動の際やカーネルアップデートの際に前のドライバを使ってしまうことがある模様。
sudo rmmod r8169
sudo apt-get install r8168-dkms
のほうが良さげ。
nameserver の設定
Ubuntu 16.04 では、nameserver を自分で設定しないとちゃんとURLの名前を解決してくれません。まずはそれをします。
sudo sh -c "echo \"dns-nameservers 8.8.8.8 8.8.4.4\" >> /etc/network/interfaces"
上記コマンドで一発で解決。
とりあえずアップデート
やっとインターネットに繋がるようになったのでアップデートしておきます。
sudo apt-get update
sudo apt-get -y upgrade
sudo apt-get -y dist-upgrade
NVIDIA GTX 1080 のドライバをインストール
sudo add-apt-repository -y ppa:graphics-drivers/ppa
sudo apt-get update
sudo apt install -y nvidia-367
上記コマンドで一発で解決。
お疲れ様でした!
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