元ファンドマネージャーがビジネススクールで株式投資を語る授業が面白い

gacco
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先日の記事でご紹介したように、最近gaccoの授業を受けてみています。痒いところに手が届く感じで、「これ学びたかった!」というものが多く、学びたいものを選択できるので効率よく勉強できます。

今日はその中で見つけた、面白かった授業をご紹介します。

ビジネススクール(入門)

ga008: ビジネススクール(入門)
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この講座では、戦略、ファイナンス、イノベーションなど、本学MBAの人気科目のエッセンスを各分野のスペシャリストである担当教授が講義します。同...

今回面白いと思ったのはWeek2の講義内容です。

Week1の内容から視聴していっていますが、Week1の内容は正直、個人的にはほとんど見る価値がありませんでした。自伝をひたすらケーススタディするといった学習内容で、自慢をひたすら聞いているようなモヤット感が拭えませんでした。なので、Week2からで良いと思います。

Week2 : 実践ファイナンス

こういうファイナンスの授業はアカデミックに勉強をしてきた人が行っている事が多く、実態にそぐわないつまらない話が多いというのが常なのですが、講師の山田教授自身が元ファンドマネージャーで、そういう人が株式の授業をしてくれるというだけでとても面白そうですよね。

いくつか参考になると思う内容をご紹介しますね。

判断の回数はなるべく少なくする

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判断の回数を減らすことでより精度の高い判断の上で投資をしようというスタンスですね。おっしゃっている内容もよくわかりますし、余計なトレードをして痛い目を見たという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。私も例外ではないので、この内容は目からうろこでした。

みんなが「絶対」と思っている時は危ない

これは実際に投資を経験したことがある人には共通の認識だと思うのですが、雑誌等で「今投資しないと損しますよ!とか、「主婦でも100万円儲けた!」みたいな記事が踊りだすと相場の天井ということがあります。経験しないとわからないので、初心者の人には是非知っておいて欲しい言葉です。

特別な情報をプロだからえられるわけではない

身近な情報から状況を考察するのが大事というお話ですね。

その他はこれから楽しみに見ていこうと思います!詳しくは実際に受講してみてのお楽しみに!以上、ご紹介でした。

以下は、講座ページからの紹介です。

講師紹介

yamada[1]

山田 隆

会計ファイナンス研究科 教授
最終学歴 東京工業大学(Ph.D.)
専門分野 金融経済、ファイナンス、コーポレート・ガバナンス

大学卒業後、国内大手証券会社に入社し証券セールスに従事。証券営業に携わる約5年間に営業本部長表彰10回、社長賞1回受賞。その後海外等でファンドマネジャートレーニーを行い、国内系投資信託会社に転職。約20年にわたり国内株式投資信託のファンドマネジャーとして数多くのファンド運用を手掛ける。
在職中、早稲田大学大学院ファイナンス研究科を修了(MBA:ファイナンス修士)、また、その後、東京工業大学大学院社会理工学研究科経営工学専攻博士後期課程を修了(学術博士、Ph.D.)。公益社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。中央大学経済学部客員講師を経て、現在本学教授。

カリキュラム

2-1. 株式投資における転換点の捉え方の困難性
2-2. ファイナンスにおけるリスクとリターン
2-3. 価格付け(割引現在価値法)
2-4. 資金調達法
2-5. 投資対象銘柄発掘と分散投資
2-6. 効率的市場仮説
2-7. 株価のランダムウォークとファンダメンタルズ分析
2-8. PER(株価収益率)と投資意思決定
2-9. ファイナンスの新しい潮流

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