Metatrader4 (MT4) を さくら VPS の Ubuntu OS 上で動かす

スポンサーリンク

せっかく980円で使えるし、MT4の自動売買以外の用途にも色々万能そうなので導入してみた。
Windowsサーバーも良いけど、Ubuntsuサーバーも捨てがたいですね。

まだ慣れてないLinux操作には手間取りましたが・・・。
何が手間取ったかと言うと、Wineの処理方法です。
僕みたいな方のお役に立てればと、頑張ってHowtoを書いてみます。

サーバーにOSをインストールする

 

    1. さくらインターネットVPSコントロールパネルからOS再インストールを選択する
    2. 「カスタムOSインストールへ」を選択する
    3. 「Ubuntu 10.10 i386」を選択、確認を押してインストールを開始する
    4. VNCコンソール(Javaで別窓で勝手に開くアプリ)が開く(この時、さくらのコントロールパネルは終了までページを移動しないこと)
    5. オンラインマニュアル – カスタムOSインストールガイド : Ubuntu 10.04」に沿ってインストールする

 

UbuntuにWindowsライクな操作ができる用にGUIのUbuntu Desktopをインストールする

 

    1. さくらVPSコントロールパネルの「リモートコンソール」のページを開く
    2. 「VNCコンソールを開く」を押す
    3. インストールの際に設定したログインIDとパスワードを入力
    4. $ sudo tasksel install ubuntu-desktop と入力
    5. 数分待つ。
    6. インストールが終了したら、sudo shutdown -h now と入力
    7. VPSのホームより、サーバ操作で「起動」を押し、ステータスを起動中にする。

 

日本語化

 
12.04の場合は

http://askubuntu.com/questions/131452/software-sources-not-found-in-unity-dash-search

    1. さくらVPSコントロールパネルの「リモートコンソール」のページを開き、「VNCコンソールを開く」を押す
    2. 前回と違い、Ubuntuのデスクトップ画面が表示されるので、ログインする
    3. System -> Administration -> Software Sourcesを開く
    4. Download Fromのコンボボックスをクリックして、「Others」を選択
    5. Japanのツリーの中の「ubuntutym.u-toyama.ac.jp」以外を選択し、閉じる
    6. 次に、System -> Administration -> Languageを開く
    7. Install/Remove Languages..の中で、Japaneseを選択
    8. リストボックスに「日本語」と「日本語(日本)」が追加されるので、それらをドラッグして「日本語(日本)」を1番上に、「日本語」を2番目に移動させる
    9. ウィンドウ(Language & Text)を閉じて、右上のボタンよりRestartを選択すると、言語が日本語になる。

 

リモートデスクトップ接続できるようにする

 

Windowsからリモートデスクトップ接続で繋げるようにしておきたいですよね。
その説明です。
さくらのVNCより速いと思う。

f:id:pgkireek:20111030010608j:image

    1. システム -> 設定 -> リモート・デスクトップ をクリック
    2. 上の画像のように設定し、閉じる
    3. UltraVNCをインストールする(インストールする際、ビューワーモードのみの選択でOK)
    4. スタートから「VNC ビューワー」を起動
    5. VNCサーバーの欄に「[あなたのIPアドレス]::5900」と入力し、接続を押す
    6. パスワード確認画面が表示されるので、入力すればログイン完了

 

Wineをインストールする

 

UbuntuでWindowsアプリを使うには、Wineというエミュレータが必要なのでインストールします。

    1. アプリケーション -> Ubuntuソフトウェアセンターを開く
    2. 右上の検索ボックスで wine と入力
    3. Wine Microsoft Windows Compatibility Layerというソフトが表示されるので、インストールをクリック
    4. しばらくすると、インストールが完了する
    5. インストールが終わったら、ALT+CTR+Tを押してターミナルを開く
    6. “sudo rm -rf ~/.wine”と入力して、sudoコマンドを実行*1

 

MT4起動用のDLL「mfc42.dll」を入手

 

    1. mfc42.dll をダウンロード
    2. アプリケーション -> Wine -> Browse C: Drive を選択
    3. Windows -> system32 にダウンロードしたmfc42.dllをコピー

 

MT4をインストール

 

    1. 導入したいMT4をダウンロード
    2. ダウンロードしたインストラーのプロパティを開き、アクセス権タブの「実行: プロクラムとして実行できる(E)」にチェック
    3. もう一度MT4のインストラーで右クリックして、「Wine Windows Program Loaderで開く(O)」を選択
    4. インストールしたら終了

 

お疲れ様でしたっ!*2

[追記]

再起動時にVNCでログインしようとした際に表示される「ログイン用キーリングではロック解除できませんでした。」を回避する

 

    1. アプリケーション→アクセサリ→パスワードと暗号鍵
    2. パスワード:loginを右クリック
    3. パスワードの変更をクリック
    4. 現在のパスワードのみを入力し、OKを押す。
    5. ほんとうによいか聞かれるがOKにする。
    6. 煩わしい画面がでなくなります。

 

お好みで、システム -> 設定 の「自動起動するアプリ」にMT4を追加したりしてもいいんじゃないでしょうか。

*1:これを知らなかったので、ものすごく時間を費やしました・・・。wine自体がrootの所有になってしまっていたのが原因です。”wine is not owed by you”

*2:今後の課題は、再起動時のリモートデスクトップ接続の自動承認です・・・

[自分メモ]
■ファイヤ

コメント

タイトルとURLをコピーしました