■超直感!MT4プログラミング講座■ 第28回 決済スプリクトの作成(1)

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こんにちは!キリンです。
引越しも終わり、かなり落ち着いてきました。
時間的制約が皆無になると、セルフコントロール能力が問われます。
感情のみならず、全てのことをコントロールできて初めて一人前だと思います。
まだまだ、これからですね!
なんでもできるんだから、なんにでもチャレンジしていかないと。
こんなに天気も良いですしね!!
さて、今日は昨日の分も含めて書いちゃいます。


第28回 決済スプリクトの作成(1)

■前回の宿題の回答
■決済スプリクトの作成
■今回のMQL関数の説明
■前回の宿題の回答
・・・っと言っても「りある」さんにがっつり正解を書いていただいたので、
私から説明することは解説ぐらいですね。
りあるさんの回答

int start()
{
//—-
double stopPrice = 0;
double takeProfit = 0;
//if(Slpips != 0) stopPrice = Ask – Slpips*Point;
if(Slpips != 0) stopPrice = Bid + Slpips*Point;
//if(Tppips != 0) takeProfit = Ask + Tppips*Point;
if(Tppips != 0) takeProfit = Bid – Tppips*Point;
OrderSend(NULL, OP_SELL, Lots, Bid, Slippage, stopPrice, takeProfit, COMMENT, MAGIC, Blue);
//—-
return(0);
}

うん!完璧です!ダメだしの余地がない!w
ということで解説に移ります。
「売り」になると、「買い」より変更しなければならない点があります。
それが、
・StopとLimitの値を計算する引き算と足し算が逆になる
・AskをBidにしなければならない
・矢印の色を青にする
上記3つが必要だったんです。
これが含まれたものが今回の答えでした。
みなさんできましたか?
■決済スプリクトの作成
今日からは、発注を行った後の決済操作のためのスプリクトの作成を行っていきます。

//+------------------------------------------------------------------+
//| close.mq4 |
//| Kirin-FTLabo |
//| http://ameblo.jp/ftlabo-kirin/ |
//+------------------------------------------------------------------+
#property copyright “Kirin-FTLabo”
#property link “http://ameblo.jp/ftlabo-kirin/”
extern int Slippage = 5;
extern int MAGIC = 123;
//+------------------------------------------------------------------+
//| script “close first market order if it is first in the list” |
//+------------------------------------------------------------------+
int start()
{
int ticket = 0;
for(int i=0; i < OrdersTotal(); i++) { if(OrderSelect(i, SELECT_BY_POS) == false) break; if(OrderSymbol() != Symbol() || OrderMagicNumber() != MAGIC) continue; int type = OrderType(); if(type == OP_BUY || type == OP_SELL) { ticket = OrderTicket(); break; } } if(ticket == 0) return(false); OrderClose(ticket, OrderLots(), OrderClosePrice(), Slippage, Red); //---- return(0); } //+------------------------------------------------------------------+

かなり省略して最小限の機能だけに抑えたのですが、
結構な量になっちゃいました。
これから徐々に説明していくのでみなさん付いてきてくださいね!
■今回のMQL関数の説明
▼OrderTotal()
現在、持っている注文数を返します。
▼OrderSelect(int index, int select, int pool=MODE_TRADES)[詳しい説明はこちら]
注文を選択します。
selectの種類によってindexの数字の扱い方が変わります。
通常はSELECT_BY_POSを使う方法だけ覚えておけばいいと思います。
詳しい説明はfor文の説明の際にします。
▼OrderSymbol()
OrderSelect()で選択されたポジションのシンボル(通貨ペア)を返します。
▼Symbol()
現在表示中のチャートのシンボルを返します
▼OrderMagicNumboer()
OrderSelect()で選択したポジションのマジックナンバーを返します。
▼OrderType()
OrderSelect()で選択したポジションの注文の種類を返します。
▼OrderTicket()
OrderSelect()で選択したポジションのチケットナンバーを返します。
(チケットナンバーは、OrderCloseの際に必ず必要になります。)
▼OrderClose(int ticket, double lots, double price, int slippage, int color color=CLR_NONE)[詳しい説明はこちら]
ticketで指定されたポジションをクローズします。
これも実際のプログラムの説明の際に詳しく説明します。
▼OrderLots()
OrderSelect()で選択したポジションのロット数を返します
▼OrderClosePrice()
OrderSelect()で選択したポジションの種類に応じて、クローズ値を返します。
買いならBid,売りならAskになります。
以上が、簡単な関数の説明です。
これを見るだけでもかなりの数ですよね。
でも、複雑なものはOrderSelectとOrderCloseのみです。
他はマジックナンバーを返したり、通貨ペアを返したりするだけの単純な動作なので、
お分かりいただけると思います。
次回から実際の動作について説明します。
最後までお読みくださりまして、ありがとうございます!

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