■超直感！MT4プログラミング講座■ 第39回　ブレイクアウトシステムのEAの最適化をやってみよ

こんばんは！キリンです。
今日は最適化をしてみます。
簡単に成績がいいものができてしまうので、
成果が出たときは非常に嬉しいのですが・・・
そう簡単にいかないものだというのは、
おいおい話していきますね。

■最適化するまえの成績
■最適化の準備
■最適化した後の成績

■最適化する前の成績

ユーロ円の2007年6月の成績です。
最適化する前はこんな感じ。
綺麗に右肩下がりになっています。
※軽量化のためにControl Pointにしています。
この成績が化けてしまうから驚きです。
■最適化の準備

まず、パラメータ欄でこの2箇所を画像のように設定します。
チェックも入れるのも忘れないでくださいね。

そして、Optimizationにチェックを入れます。
あとはスタートを押すだけ。
最適化が行われていき、P/Fが1以上のものが現れると、
Optimization Resultのタブにそのパラメータと成績の詳細が現れます。

P/Fが２以上のものがチラホラ見えますね。
さっそく一番P/Fがいいものを使って、
実際にバックテストしてみましょう。
成績のいい行をダブルクリックすると、
自動的にパラメータに設定されます。
バックテストのトップが表示されるので、そのままスタートを押してみましょう。
■最適化後の成績

トレードの回数はかなり減ってしまいましたが、
明らかに勝っています。
１ヶ月間だけの最適化なので、
今後このように勝っていく保障はまったくありません。
※事実、翌月には大敗します・・・・（ｗ
元のロジックが良ければ、この最適化はかなり有効です。
最適化期間も１年ほど設けるのがいいと思います。
あとはトータルで勝てることを確認すれば、
優秀なEAだと言えるでしょう。
EAを作る際、この最適化を前提に作るということも大事です。
そのために、少しでも軽く・・・例えば、OpenPriceOnlyでも成績が変わらないようなつくりにするというのも
一つの方法です。
みなさんの開発の手助けになれば幸いです。
今日もお読みいただきまして、ありがとうございます！